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1/9◎入荷のお知らせ エストニア・キフヌ島 アルマ・ローシのミトン・コレクション

今年初めての更新となりました。
本年が皆様にとって穏やかな幸せに充ちた、良い年になりますように。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年最初の一冊は、エストニアから届いた新刊本。
エストニア・キフヌ島 アルマ・ローシのミトン・コレクション 『KIHNU ROOSI KINDAKIRJAD. MITTEN PATTERNS FROM KIHNU ISLAND』です。

エストニア・キフヌ島 アルマ・ローシのミトン・コレクション『KIHNU ROOSI KINDAKIRJAD. MITTEN PATTERNS FROM KIHNU ISLAND』

説明文にも書きましたが、2008年に最初の版が出て、その後長らく品切れ状態だった本の再版となります。
Kate Daviesさんなどが紹介して(→LINK)評判になったものの、古書でもなかなか出回らず、お探しの方も多かったのではないでしょうか。
去年の11月に再版となったのを知り、著者の一人でエストニアの研究者・ジュエリーデザイナーでもあるKartさんに連絡を取り、少しずつ相談を進めながら、今回、めでたく入荷できました。うれしい。

エストニアのキフヌ島に住む、アルマ・ローシさんは今年3月で満83歳! 編み物以外にもキフヌ島に伝わる伝統手芸の達人としても知られています。
本書は彼女の希望により、ニッターの参考図書となるよう、ミトンの写真や模様のチャートなどが豊富にかつ分かりやすく掲載されていますが、各ミトンに添えられた図案の意味やミトンの背景なども興味深く、伝統手芸文化・民芸・服飾の歴史に興味がある方にもおすすめです。

またノステピン、品切れ中でご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
職人さんにご都合を伺ったところ、今のところ2月中旬あたりに入荷できそうです。入荷時のご連絡をご希望の方は、お手数をおかけしてしまい恐縮ですが、ノステピンのページから必要事項をお書き添えの上、ご連絡ください。

ノステピン(毛糸巻き棒)再入荷ご連絡承り中

娘の学校も今日から始まりました(ので、今朝はPTA活動で通学路の旗振りでした)。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ダーニングマッシュルーム

新しいオリジナル商品、ダーニングマッシュルームを入れました。柄に開けた穴に針が収納できるタイプのダーニングマッシュルームです。

ダーニングマッシュルーム(柄に針収納つき)


柄に針が入るタイプのダーニングマッシュルームは、ドイツとイギリスのヴィンテージのものを持っていました。今回の商品化にあたって参考にしたのは、ノステピン同様、イギリスのものです。



頭のカーブなどは、ダーニングが盛んだった彼の国の蓄積を考え、そのままにしましたが、余分な装飾を省いたり少しだけ持ちやすくしたり、少々の改良を加えました。



一番の改良点は、穴の深さ。編み物のとじ針のような長い針もできれば収納したいと、木工屋さんと強度等を相談しながら、今回の深さ6.5cmに落ち着きました。
穴をあけなければ、おそらくもっと安価に作れたと思います。が、せっかく長い間手元に置いていただくのだから愛着が持てるものを、とこのタイプにしてみました。



頭と柄が取り外せるので、コンパクトに収納できるのもこの形のいいところです。キノコ型、とてもかわいいのですが、頭が大きいとなかなか場所を取りますものね…。

最後にダーニングのやり方を解説した動画を貼り付けておきます。
わたしも時々やりますが、最初はなかなかうまくできず…。でも少しずつコツがつかめてくると、とても楽しい。気がつくと夢中で刺してしまっています。穴が開くのが嫌でなくなるのもメリットかと(笑)。
新製品、どうぞよろしくお願いいたします。

画像が少々不鮮明ですが、ニットの靴下の繕い方がよく分かる動画です。

こちらの映像はダーニングエッグ(靴下など細いものを繕うときに使うエッグ=卵型の道具)での実演ですが、繕い方が分かりやすいです。

ノステピン(糸巻き棒)の使い方と選び方

毛糸玉(中央から糸を引き出すタイプ)を作るには、専用の糸巻き器があると便利です。
でも、毛糸の量が少ない場合、たとえば色別にちいさな毛糸玉を作ったり、残り糸をきれいに巻いたりしたい場合、そんな大掛かりな道具を使わなくても、ノステピンと呼ばれる糸巻き棒(→ 当店で取り扱っているノステピン)、または代用品となる棒があれば、大丈夫。これを使えばきれいな毛糸玉が、簡単に作ることができます。
毛糸を巻く方法、ノステピンの選び方などを以下にまとめてみました。

ノステピンを使った毛糸玉の作り方(中央から糸を引き出すタイプ)


ノステピン(または短い棒)に糸端を少し残しながら、毛糸を巻いていきます。
(中央から毛糸を引き出したい場合、ここで残した糸端が、最初に引き出す糸になります。また残した糸端が邪魔になる場合は、ノステピンの溝に巻いておくか、マスキングテープなどで仮留めすると作業がしやすくなります)


作りたい毛糸玉の大きさ(タテ)より少し短い長さまで、棒に対して横に毛糸を巻いていき、


その後、棒を少しずつまわしながら、糸を斜め45度に敷き詰めるように巻いていきます。このとき、できるだけやさしくふんわりと巻くようにすると糸が傷みません。



ぜんぶ巻けたら毛糸玉に対して糸を横に巻き、端をはさみ留めて、



棒からすぽっ。
はい、できあがり!

ノステピン(糸巻き棒)の選び方


すべりが良く、ガザガザした素材で作られていないものを選ぶのがポイントです。すべりがよくないと、外す時にひっかかってしまい、せっかく作ったきれいな毛糸玉が崩れてしまいます。

また先にいくにしたがって、ほんの少し細くなっていくものを選んでください。細くなっていないと、出来上がった毛糸玉がうまく抜けず、最悪の場合、もう一度やり直しなんてこともあります。

棒の長さは、長くても30cm未満くらいが適当です。あまりに長いと、手首を大きく回さなければならず大変&結構、疲れます。毛糸の太さ、作りたい毛糸玉の大きさによって、必要なノステピンの長さは変わってくるので、用途によって変えてもいいかもしれません。

当店で取り扱っているノステピン

シェットランド・ハップ・ショールの今と昔

ハップ・ショールの歴史と編み方を取り上げた新刊『Shetland Hap Shawls, Then and Now シェットランド・ハップ・ショールの今と昔』(2006年刊行)の取り扱いを始めました。

ハップ・ショールとは、シェットランド諸島で古くから、少なくとも150年以上前から編まれていた日常使いのショールのこと。
北の寒さを防ぐ防寒着として、また赤ちゃんのおくるみとしても使われていたというハップ(=「暖かな覆い」「暖かく包むもの」という意味の言葉だそう)は、シェットランドに同じく伝わる繊細でゴージャスな伝統ニット「シェットランド・ショール」とは違い、少し太めの糸を使ってざくざくと気軽に編まれているのが特徴のひとつです。

働く女性たちの日常着として編まれたハップは、その構造もとてもシンプルです。
「センター」と云われるまんなか部分は、基本的にガーター編み。そのまわりをレース編み(多くの場合「Old Shale」日本でいう藤編みが使われます)と縁編みで囲むという形が一般的でした。
簡単に素早く編めるように工夫された、まさに普段使いにぴったりなショールなのです。

カジュアルなガーター編みと、かわいらしいレース編みで編まれたハップのデザインは、現代の私たちから見ても魅力的です。
装飾的過ぎず、モダン過ぎない。機能的で美しいデザインといったらいいでしょうか。
そう感じる人は海外でも多いのか、近年、ハップ・ショールをアレンジしたパターン(Kate DaviesさんのA Hap for Harriet・2014年やJared FloodさんのQuill・2012年などなど)が次々と発表され、人気となっています。

地元の女性たちの日常着であったハップは、島外で取引される最高級のシェットランド・レースとは違い、記録があまり残されてきませんでした。



今回取扱いを始めた新刊『Shetland Hap Shawls,Then and Now シェットランド・ハップ・ショールの今と昔』は、そんなハップの知られざる歴史と編み方を、19世紀からの貴重な写真とともにひもといた一冊です(2006年刊行の本書は、ハップに光を当てた先駆的一冊でもあります)。

著者のSharon Miller(シャロン・ミラー)さんは、Rowan等で作品を発表しているイギリスのニット・デザイナーさん。彼女が古い赤ちゃん用のハップに出会ったことから、この本は生まれました(このハップのパターン・編み方も本書に掲載有)。



ニット・デザイナーらしく、ハップのパターン(編み方説明)も、たっぷりと収録。
ビンテージ・ハップから、四角形ではない変形ハップ、ヴィクトリア朝時代のハップをもとにしたパターン、レース部分の伝統的な色見本レシピ、伝統的な縁編みなど、ハップについて知りたい方にはもってこいの内容になっています。
また編むときのコツや「伝統的な編み方」「現代でよく使われる編み方」についてもきちんと解説されていて、うれしい限り。


長らく品切れで、入手困難だったこの本。
今回、ひょんなことから在庫が見つかったとのことで(シャロンの息子さんが倉庫で見つけたとか!)、急いで取り扱いを依頼しました。
詳しくはこちらの商品ページでも解説していますが、在りし日のシェットランド・ニッターたちの写真の数々だけでも興味深く、ニットに興味がある方はもちろん、世界各地の伝統文化、手仕事に関心のある方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です(オールカラー。テキスト英文。チャート・写真多数)。

「災いを食べてくださる」 うそ(土焼き) 岡崎天満宮

2017年が明けて、はや三週間(弱)。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、今年の年明けのこと。
帰省を兼ねて、生まれ故郷、愛知県岡崎市のとある神社に初詣に出かけました。ここで正月中にだけ授与されるという、すこし変わった縁起物(お守り)があると聞いたのです。
ということで以下、心覚えを兼ねたレポートです。
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よく晴れた1月2日。
市街地を抜け、すこし上り坂になった細い道を曲がり、「岡崎天満宮」(→リンク)の駐車場に車をとめました。
こじんまりとした境内は、混み過ぎも空き過ぎもせず、ちょうどいいくらいの初詣客で賑わっています。のんびりとした雰囲気の参拝客が多いのは、ほとんどが近所の方だからでしょうか。

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この神社で正月中に授与されているのは「うそ」という縁起物です。
「うそ」とは、全国の天満宮で授与されている鳥の形をしたお守りのこと。大きな口が災いを食べてくれると信じられ、「替えましょ、替えましょ」と云いながら「うそ」を変えっこする、いくぶん不思議な神事「鷽替え」(→リンク)でも知られています。
一般的な「うそ」は、総本社・太宰府天満宮のものを含め木彫りですが(→リンク)、なんとここのは土焼き! 全国でも珍しい「うそ」なのです。
ちょろちょろと流れる水音を聞きながら手水をとり、境内を見まわしましたが、「うそ」はどこにも見当たりません。

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家族連れのあとから階段を上り、お参りを済ませ、向かって隣の授与所へ向かいます。
すると、ありました!
「鷽」と書かれた白い袋の横に、黒い顔をした、丸い目の奇妙なものが、にょきっ。
おー。 つるりとした頭とトボけた顔がなんともいえません(冒頭写真参照)。鳥、というよりなにかの妖怪のようでもあります。
袋はホッチキスで口を留めてありました。
「なかを見て、選んだりって…できますか?」
巫女さんに訊いてみましたが、やはりそれは無理とのこと(そりゃ、そうだ)。

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厄除けと合わせて一体いただき、先ほどの手水舎の前に戻ると、ああ、なんてことでしょう。
さっきは気がつかなかった本殿へと向かう階段脇。鳥の形をしたちいさな石像の足元に、たくさんの「うそ」がひしめき合っています。
「うそ塚」と石像にはありました。

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単独でもかなり目立ちますが、大量に集まると、また違った迫力があります。
前から後ろから、夢中で集合写真を撮っていたら、
「うそ、ってなに?」
「なにかね、かわうそ?」
まわりの人が遠巻きにひそひそと話し始めました。
「うそ」についてはもちろん、この神社の「うそ」がいくぶん変わった「うそ」であることも、あまり知られてはいないようです。

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後ろから。背中はみどり色。

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上から。ほんとにトリ?

一年間おまつりした「うそ」は、次の年の1月7日に「鷽替神事」を行い、この「うそ塚」に納めるのだとか。
お正月らしいパリッとした空気にみちた境内には、梅の木が何本もあり(名札付き)、早咲きの梅も咲いていました。ちいさいけれど気持ちのいい神社。
帰省する楽しみが、またひとつ増えたお正月でありました。

オマケ
その一、授与所の神棚には、十二支を従えた「うそ」が。
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その二、学問の神様だけあって、ありがたい鉛筆も授与されておりましたよ。
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イベント参加のおしらせ

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年末年始、東京・荻窪の書店Titleの2Fで開催される古本市に参加いたします。
みなさまどうぞ足をお運びくださいまし(詳細は下記)。
【追記】搬入に伺いましたが、いい本がたくさん! わたしもお客になりたいくらいでした。
バタバタしていて(荷物未着&お迎えタイムリミット)写真を撮ってこれなかったのが残念です。
————
「本屋Title 2Fの古本市」
荻窪の本屋Titleの2階ギャラリースペースにて古本市を開催いたします。
http://www.title-books.com/event/2158

12/27(火) ~ 1/8(日)の13日間 
(内、12/31日、1/1~4の5日間はお休み)

〇参加店舗
えほんやるすばんばんするかいしゃ / ひるのつき(元・海月書林) / 一角文庫 / ハナメガネ商会 / トムズボックス / 古書玉椿 / Los Papelotes / BOOKS青いカバ / にわとり文庫

新パターン・ニット帽「ケイ」

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新しいパターンをラベリー、当サイトの編み物パターン・ページにアップしました。
男女兼用のニット帽「ケイ」です。

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太めの糸でざくざくと編んでいく帽子で、男子が目深にかぶっても、女子がポンポン(オプション)つきでゆったりかぶってもOKなデザイン。
簡単なステッチでできるジグザグ模様が楽しく、あっという間に編みあがります。

ジグザグ模様は、以前デザインしたwave scarfと同じく浮き目を使っていますが、あちらとは編み方がいくぶん異なります。でも簡単なのはどちらも一緒。表編みと浮き目だけで出来上がる、編み物初心者にもおすすめの模様で、今回はリブとジグザグがつながって見えるようにしてみました。

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サンプル使用糸は、マデリントッシュのTosh Chunky。
この糸、名前にChunky(極太)とありますが、実際にゲージをとってみると、ちょっと太めのAran(並太)あたりになります(18目×25段=メリヤス編み10cm四方・5.5mm針)。
むっちりとした弾力のある糸なので、Chunkyのパターンでざっくり編んでもいい感じになるよ、ということなのでしょうか…(ラベリーの糸ページ&海外毛糸屋さんの糸紹介でも、この糸って正確にはAranよね~とみなさんおっしゃっておりますがが)。

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あと、この糸は防縮加工のせいか、ブロッキングすると風合いがだいぶ変わります。むちむち感が和らぎ、くた~っと柔らかくなるというか。ゲージもかなり変わるので(わたしは特にタテが伸びました)、そのあたりは気をつけたほうがいいかもしれません。
もちろんこの糸以外を使って頂いても、ぜんぜんOK。これはあくまでもサンプルなので、ゲージを参考にお好きな糸でご自分だけのニット帽を編んでみてください。

そうそう。最後にひとつだけ。このパターンでは、模様の段ずれを防ぐため「段の始まりのマーカー」(BORマーカー=Beginning of round marker)の場所を変える作業が、途中、何度か入ります。
と、書くと何やら難しそうですが、記載した編み方の通りに編んでいけば大丈夫(今回はこの作業、つまり編み図にしづらいテクニックが入るので、日本語版も文章形式にしました)。
もし分かりにくい場合は、また詳しく解説しますので、遠慮なくご連絡ください。

ラベリーでの購入方法は下記をご参照ください(このサイトでも追って販売予定です)。
少ない量の毛糸であっという間にできるのでプレゼントにもおすすめです。私はいま、糸をクイーン・アニーに変えて、このパターンで姪っ子の誕生日に子ども帽子を編んでいます。サンプルよりいくぶん細い糸なので、少し小さめに出来上がるはず。

今年も残すところあと少し。寒い日が続いていますが、どうぞよい冬を。Happy Knitting!!

1.パターンサイト(→http://www.ravelry.com/patterns/library/kei)の右上にある「buy it now」をクリックします。
(ちなみに同じところに「¥250.00 JPY」と値段の表示がありますが、これは250円の意味です)
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2.でてきたポップアップの「buy now」をクリック。
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3.paypalアカウントを持っている場合はパスワードを入力し、
持っていない場合は下の「Don’t have a paypal accunt」(赤丸)をクリック。
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4.プルダウンメニューの国を「Japan」に変え(変えると日本語になります)、クレジット情報を入力。同意し、支払い終わったら、ページが変わるので「Downlad Your Patterns Now」をクリック。
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5.Ravelryサイトに戻るので、日本語ファイルをクリック。
(Ravelryアカウントを持っている場合は、クリックしなくてもご自分のlibrary内に自動的に格納されます)

6.Ravelryのアカウントを持っていない場合は、downloads@ravelry.comからくるメールにあるダウンロード先をクリックすればダウンロードが完了します。

新パターン・カーディガン「アコ」

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新しいパターン「アコ」をravelryにアップしました。
トップダウンで編む子ども用カーディガンです(無料パターン)。

寒さが厳しくなるこの季節。
さっと羽織れる薄手のカーディガンがあると、親も子も、なにかと重宝します。
というわけで今年の初めに娘に作ったものを、サイズ展開してみました。

サイズは、2/3 (4/5, 6/7, 8/9)歳のぜんぶで4つ(それぞれ日本式サイズで95、110、120、130cmあたり・サイズ詳細は下記)。

袖の長さは六分丈ですが、トップダウンで編んでいくので、お好みで変えることができます(わたしは半袖あたりで止めたものを、真夏の冷房対策などで活用していました)。

また(パターンには書いていませんが)袖の太さも、じつは変えることができます。
お子さんの腕回りを図ってみて、もし、もう少し太いほうがいいかな、という場合は、袖部分だけサイズを上げて編んでみてください。
アームホールの周囲から拾い目をして袖を作るというテクニックを使っているので、こんなフレキシブルなこともできるようになりました。

オプションのポケットは、娘の希望でリボンつき!
アメちゃんかドングリくらいしか入らないちっちゃいポケットですが、「わー女の子っぽい(はあと)」と娘は気に入ってくれたようです。

比較的ぴったりめのサイズなので、お腹ぽんぽこりん世代の2~6歳あたりだと、お腹周りが若干ぴちぴちになるかもしれません。この世代ならではで、それもかわいいのですが、気になる場合は上のボタンだけ留めて、”お姉さんっぽく”着こなすのもおすすめです。

またパターンに出てくるW&T(引き返し編み)や、袖山の作り方など、日本の編み物本であまり馴染みのないテクニックについては、写真付きチュートリアルを作ってみました(→こちら)。よかったらご活用ください。

パターンは間違いがないようできるだけ気をつけていますが、分からないところ、記述ミスなどありましたら、お手数をおかけしていまい恐縮ですが、こちらまでご連絡いただけたら幸いです。

娘と同じぐらいのお子さんをお持ちのお母さんに(もちろんお父さん、おばさん、おじさん、おばあちゃん、おじいちゃんにも!)楽しんでいただけたらいいなー、と思ってまとめてみました。ご感想、着画も大募集。インスタに載せてくださってもうれしいです。

無料パターンのダウンロードは、download nowをクリックして出てきたページの「download file」ボタンをクリックするか、以下の方法でもできます。
どんなものか見てみるだけでもOKなので、お気軽にダウンロードください。

1.ラベリーの専用ページに飛び、画面右上の枠内にある「download」をクリック(以下の参考画像、パターンは違いますが、ダウンロード方法は同じです)。ravelry_free

2.ポップアップで出てくる画面の「download PDF」の文字(英語版と日本語版2種類ありますので、お好みの方を)をクリックすればダウンロードが始まります。
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カーディガン「アコ」

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サイズ
2/3(4/5, 6/7, 8/9)歳サイズ
胸囲57(60, 66, 69)cm
腕回り20(21,22,23)cm
それぞれ日本式サイズで95(110、120、130)cmあたりになります


ホルストガーンのCoast (350m /50g)を、それぞれ1470/105(1700/125, 2000/145, 2300/165)m/g 使用(二本取り)
サンプルは4/5歳サイズ(110cm)、色は灰色がSilver Greyと紺色がDark Navyです


8号(4.5mm)、7号(4.2mm)の輪針(コードの長さが60cm以上のもの) または棒針。ゲージがあわない場合は針の号数を変えてください

その他の材料
マーカー(目数リング)、取り外し可能なマーカー、ほつれ止め2つ(または別糸2本)、使用糸と色違いの長め(1m位)の別糸、とじ針、ボタン(5個・1.5~2mm)

NOTE
・糸はすべて2本取りです。
・袖山は引き返し編みで編み、その後袖を輪編みで編んでいきます。
・サンプルの袖は六分丈ですが、長さは好みで変更可能です。
・襟と前立ては身ごろから拾い目をして編みます。
・ポケットつき(オプション)
・W&T、トップダウン&セットインスリーブで編む袖山の作り方、編みながら作る作り目などの画像付きチュートリアルはこちらに掲載しています。

SHOPオープンしました

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本日、Shop部門をオープンしました。

今回は『暮しの手帖』創刊号(モダン!)、「いろは」創刊号(デットストックが見つかりました。たぶんこれが最後です)、戦前の図鑑&絵はがき、堀内誠一さんの貴重なガイド本『いりふねパリガイド』などなどを出しました。
これから少しずつ新しい商品をアップしていきたいと思っています。

以前、運営していた海月書林が通販をお休みしてからだいぶ時間がたちます。
その間にわたし自身も、本や古本をめぐる環境もずいぶん変わりました。
またインターネットの世界も(今回、Shop作成作業で身に沁みましたが)日々、たいへんな勢いで進化しています。

思えば、20代前半で海月を立ち上げたときは、まだ(それほど)価値のついていない古本に光を当てることがほんとうに楽しく、たくさんの方々に支えられながら、その楽しさだけで本を出し、「いろは」を立ち上げ、荻窪の店舗を持ったように思います。

あれから16年(ああ、もうそんなに!)。
いまのわたしになにができるのか、正直、手探り状態ではありますが、ここは初心にかえり、わたし自身がほんとうにわくわくできるもの、作り手のやむにやまれぬ想い(ここ重要!)がひしひしと感じられるものを選りすぐって並べていきたいと思います。
そしてたくさんの方々にその熱いパワーをお届けできたら、とてもうれしい。

どうぞよろしくお願いいたします。

※写真は、今日出した図鑑『日本蟹類図説』。商品紹介にも書きましたが、この美しい図画は、なんと蟹の研究で世界的に名高い著者自らがすべてを作成し、「原画の着色は妻茂子を煩はした」(序より)ものだそう。夫婦合作!

7/1(金)にSHOP開店します

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じめじめとした天気が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、少しずつ作業を進めていた「ひるのつき」オンラインショップですが(ようやく)開店のめどが立ってきました。

何もなければ7月1日(金)にオープンします。
(万が一、変更がある場合は、改めてお知らせいたします)
古本(含む『暮しの手帖』)、いろは、古いもの、雑貨、編み物パターンなどなどを取り扱う予定です。今回は『暮しの手帖』も『いろは』も創刊号を出せるかもしれません。

ほんとうにオープンできるのか、お店を再開してうまくいくのか、考え始めると不安ばかりですが、まずは手を動かし、走り出したいと思っています。

なにとぞよろしくお願いいたします。 

市川慎子

ちいさな指なし手袋

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本日、「ちいさな指なし手袋」(Small Tiny Fingerless Mittens)の無料パターン(編み方説明書)をRavelryにアップしました(英語版・日本語版)。

このパターン、以前、日本語版のみPDFにまとめたことがあります。が、パターン書のデザイン(レイアウトや色などもろもろ)が少しばかり気に入らず、Kitting Patternsのページに入れていませんでした。

今回、デザインの面ではほんとうにまだまだですが、ソフト(フォトショップとかイラストレーターとか)が前よりほんの少し使えるようになってきた(ような気がする)ので、英語版を作るのに合わせて日本語版もまとめなおしてみました。

サイズは3~5歳あたりの幼児用で、タイトル通りとてもちいさい手袋です。この年齢の子どもによくある「自分だけでやりたい」欲を楽に満たしてもらうため(うちの娘もやたらと主張していましたよ…)、左右の手袋を同じ形にしてみました。

表と裏で模様が違いますが、まあ、それはその日にはめたほうが「表」だということで(と割り切ったほうが、子育てではいろいろと楽しいです、よ、ね)。指がないぶん、手が少し大きくなっても使えるかと思います。

使用糸や針などの詳細情報はこちら(ラベリーのサイト)をご参照ください。少しハイゲージですがミニ・サイズなので、編み込みに慣れれば、少ない量の毛糸であっという間に編みあがるかと。

パターンには間違いがないように気をつけましたが、もし記述ミス、間違い(英文・日本語共に)などありましたら、コンタクトフォームからご連絡ください。

また無料パターンのダウンロードは、download nowをクリックして出てきたページの「download file」ボタンをクリックするか、以下の方法でできます(例に使ったパターンが違いますが、それ以外はクリックするボタンの文字など、ほぼ同じです)。どんなものか見てみるだけでもOKなので、気軽にダウンロードしてみてください。
楽しんでいただけたうれしいです~。

1.ラベリーの専用ページに飛び、画面右上の枠内にある「download」をクリック。ravelry_free

2.ポップアップで出てくる画面の「download PDF」の文字(英語版と日本語版2種類ありますので、お好みの方を)をクリックすればダウンロードが始まります。
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もうすぐ5年

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来月の11日で東日本大震災から5年です。
そこで先日から拙書『東北おやつ紀行』の取材時に撮ったおやつの写真をインスタグラムに投稿し始めました。

撮影はすべてわたしが福島県郡山市に住んでいた2009~2011年まで。投稿する(した)写真は、東北の中でも特に岩手・宮城・福島の被災三県のものになる予定です。

愛知で生まれ、大阪で学生時代を過ごし、東京で仕事をしていたわたしにとって、東北のお菓子は色も形も味も材料も、なにもかもがとても新鮮でした。ちいさくておいしいお菓子のなかに、その土地の歴史や風土、そこで暮らしている方々の思いが込められているようで、毎回、驚いたり関心したりしながらたくさんのお菓子を食べてまわりました。

取材時お腹にいて、震災時、8か月だった娘も5歳になりました。娘の同級生のなかには震災当日生まれた子もいます(出産以来つとに涙もろくなったわたしは、それを聞くだけで、もういろいろと泣けてくる)。

おやつの写真は来月11日まで少しずつ投稿していく予定です(ハッシュタグは「#東北おやつ紀行」)。よかったらご覧ください。

(写真下は2011年の会津若松市、十日市で撮った「ダンゴせんべい」の写真。旧正月の「だんご刺し」で飾る「ダンゴせんべい」は「ふなせんべい」ともいい、最中の皮で作った食べられるけれど食べない「せんべい」。色とりどりでいろいろな形があるとてもかわいらしい縁起物です)