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「災いを食べてくださる」 うそ(土焼き) 岡崎天満宮

2017年が明けて、はや三週間(弱)。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、今年の年明けのこと。
帰省を兼ねて、生まれ故郷、愛知県岡崎市のとある神社に初詣に出かけました。ここで正月中にだけ授与されるという、すこし変わった縁起物(お守り)があると聞いたのです。
ということで以下、心覚えを兼ねたレポートです。
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よく晴れた1月2日。
市街地を抜け、すこし上り坂になった細い道を曲がり、「岡崎天満宮」(→リンク)の駐車場に車をとめました。
こじんまりとした境内は、混み過ぎも空き過ぎもせず、ちょうどいいくらいの初詣客で賑わっています。のんびりとした雰囲気の参拝客が多いのは、ほとんどが近所の方だからでしょうか。

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この神社で正月中に授与されているのは「うそ」という縁起物です。
「うそ」とは、全国の天満宮で授与されている鳥の形をしたお守りのこと。大きな口が災いを食べてくれると信じられ、「替えましょ、替えましょ」と云いながら「うそ」を変えっこする、いくぶん不思議な神事「鷽替え」(→リンク)でも知られています。
一般的な「うそ」は、総本社・太宰府天満宮のものを含め木彫りですが(→リンク)、なんとここのは土焼き! 全国でも珍しい「うそ」なのです。
ちょろちょろと流れる水音を聞きながら手水をとり、境内を見まわしましたが、「うそ」はどこにも見当たりません。

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家族連れのあとから階段を上り、お参りを済ませ、向かって隣の授与所へ向かいます。
すると、ありました!
「鷽」と書かれた白い袋の横に、黒い顔をした、丸い目の奇妙なものが、にょきっ。
おー。 つるりとした頭とトボけた顔がなんともいえません(冒頭写真参照)。鳥、というよりなにかの妖怪のようでもあります。
袋はホッチキスで口を留めてありました。
「なかを見て、選んだりって…できますか?」
巫女さんに訊いてみましたが、やはりそれは無理とのこと(そりゃ、そうだ)。

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厄除けと合わせて一体いただき、先ほどの手水舎の前に戻ると、ああ、なんてことでしょう。
さっきは気がつかなかった本殿へと向かう階段脇。鳥の形をしたちいさな石像の足元に、たくさんの「うそ」がひしめき合っています。
「うそ塚」と石像にはありました。

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単独でもかなり目立ちますが、大量に集まると、また違った迫力があります。
前から後ろから、夢中で集合写真を撮っていたら、
「うそ、ってなに?」
「なにかね、かわうそ?」
まわりの人が遠巻きにひそひそと話し始めました。
「うそ」についてはもちろん、この神社の「うそ」がいくぶん変わった「うそ」であることも、あまり知られてはいないようです。

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後ろから。背中はみどり色。

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上から。ほんとにトリ?

一年間おまつりした「うそ」は、次の年の1月7日に「鷽替神事」を行い、この「うそ塚」に納めるのだとか。
お正月らしいパリッとした空気にみちた境内には、梅の木が何本もあり(名札付き)、早咲きの梅も咲いていました。ちいさいけれど気持ちのいい神社。
帰省する楽しみが、またひとつ増えたお正月でありました。

オマケ
その一、授与所の神棚には、十二支を従えた「うそ」が。
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その二、学問の神様だけあって、ありがたい鉛筆も授与されておりましたよ。
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イベント参加のおしらせ

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年末年始、東京・荻窪の書店Titleの2Fで開催される古本市に参加いたします。
みなさまどうぞ足をお運びくださいまし(詳細は下記)。
【追記】搬入に伺いましたが、いい本がたくさん! わたしもお客になりたいくらいでした。
バタバタしていて(荷物未着&お迎えタイムリミット)写真を撮ってこれなかったのが残念です。
————
「本屋Title 2Fの古本市」
荻窪の本屋Titleの2階ギャラリースペースにて古本市を開催いたします。
http://www.title-books.com/event/2158

12/27(火) ~ 1/8(日)の13日間 
(内、12/31日、1/1~4の5日間はお休み)

〇参加店舗
えほんやるすばんばんするかいしゃ / ひるのつき(元・海月書林) / 一角文庫 / ハナメガネ商会 / トムズボックス / 古書玉椿 / Los Papelotes / BOOKS青いカバ / にわとり文庫

新パターン・ニット帽「ケイ」

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新しいパターンをラベリーにアップしました。
男女兼用のニット帽「ケイ」です。

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太めの糸でざくざくと編んでいく帽子で、男子が目深にかぶっても、女子がポンポン(オプション)つきでゆったりかぶってもOKなデザイン。
簡単なステッチでできるジグザグ模様が楽しく、あっという間に編みあがります。

ジグザグ模様は、以前デザインしたwave scarfと同じく浮き目を使っていますが、あちらとは編み方がいくぶん異なります。でも簡単なのはどちらも一緒。表編みと浮き目だけで出来上がる、編み物初心者にもおすすめの模様で、今回はリブとジグザグがつながって見えるようにしてみました。

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サンプル使用糸は、マデリントッシュのTosh Chunky。
この糸、名前にChunky(極太)とありますが、実際にゲージをとってみると、ちょっと太めのAran(並太)あたりになります(18目×25段=メリヤス編み10cm四方・5.5mm針)。
むっちりとした弾力のある糸なので、Chunkyのパターンでざっくり編んでもいい感じになるよ、ということなのでしょうか…(ラベリーの糸ページ&海外毛糸屋さんの糸紹介でも、この糸って正確にはAranよね~とみなさんおっしゃっておりますがが)。

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あと、この糸は防縮加工のせいか、ブロッキングすると風合いがだいぶ変わります。むちむち感が和らぎ、くた~っと柔らかくなるというか。ゲージもかなり変わるので(わたしは特にタテが伸びました)、そのあたりは気をつけたほうがいいかもしれません。
もちろんこの糸以外を使って頂いても、ぜんぜんOK。これはあくまでもサンプルなので、ゲージを参考にお好きな糸でご自分だけのニット帽を編んでみてください。

そうそう。最後にひとつだけ。このパターンでは、模様の段ずれを防ぐため「段の始まりのマーカー」(BORマーカー=Beginning of round marker)の場所を変える作業が、途中、何度か入ります。
と、書くと何やら難しそうですが、記載した編み方の通りに編んでいけば大丈夫(今回はこの作業、つまり編み図にしづらいテクニックが入るので、日本語版も文章形式にしました)。
もし分かりにくい場合は、また詳しく解説しますので、遠慮なくご連絡ください。

ラベリーでの購入方法は下記をご参照ください(このサイトでも追って販売予定です)。
少ない量の毛糸であっという間にできるのでプレゼントにもおすすめです。私はいま、糸をクイーン・アニーに変えて、このパターンで姪っ子の誕生日に子ども帽子を編んでいます。サンプルよりいくぶん細い糸なので、少し小さめに出来上がるはず。

今年も残すところあと少し。寒い日が続いていますが、どうぞよい冬を。Happy Knitting!!

1.パターンサイト(→http://www.ravelry.com/patterns/library/kei)の右上にある「buy it now」をクリックします。
(ちなみに同じところに「¥250.00 JPY」と値段の表示がありますが、これは250円の意味です)
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2.でてきたポップアップの「buy now」をクリック。
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3.paypalアカウントを持っている場合はパスワードを入力し、
持っていない場合は下の「Don’t have a paypal accunt」(赤丸)をクリック。
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4.プルダウンメニューの国を「Japan」に変え(変えると日本語になります)、クレジット情報を入力。同意し、支払い終わったら、ページが変わるので「Downlad Your Patterns Now」をクリック。
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5.Ravelryサイトに戻るので、日本語ファイルをクリック。
(Ravelryアカウントを持っている場合は、クリックしなくてもご自分のlibrary内に自動的に格納されます)

6.Ravelryのアカウントを持っていない場合は、downloads@ravelry.comからくるメールにあるダウンロード先をクリックすればダウンロードが完了します。

新パターン・カーディガン「アコ」

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新しいパターン「アコ」をravelryにアップしました。
トップダウンで編む子ども用カーディガンです(無料パターン)。

寒さが厳しくなるこの季節。
さっと羽織れる薄手のカーディガンがあると、親も子も、なにかと重宝します。
というわけで今年の初めに娘に作ったものを、サイズ展開してみました。

サイズは、2/3 (4/5, 6/7, 8/9)歳のぜんぶで4つ(それぞれ日本式サイズで95、110、120、130cmあたり・サイズ詳細は下記)。

袖の長さは六分丈ですが、トップダウンで編んでいくので、お好みで変えることができます(わたしは半袖あたりで止めたものを、真夏の冷房対策などで活用していました)。

また(パターンには書いていませんが)袖の太さも、じつは変えることができます。
お子さんの腕回りを図ってみて、もし、もう少し太いほうがいいかな、という場合は、袖部分だけサイズを上げて編んでみてください。
アームホールの周囲から拾い目をして袖を作るというテクニックを使っているので、こんなフレキシブルなこともできるようになりました。

オプションのポケットは、娘の希望でリボンつき!
アメちゃんかドングリくらいしか入らないちっちゃいポケットですが、「わー女の子っぽい(はあと)」と娘は気に入ってくれたようです。

比較的ぴったりめのサイズなので、お腹ぽんぽこりん世代の2~6歳あたりだと、お腹周りが若干ぴちぴちになるかもしれません。この世代ならではで、それもかわいいのですが、気になる場合は上のボタンだけ留めて、”お姉さんっぽく”着こなすのもおすすめです。

またパターンに出てくるW&T(引き返し編み)や、袖山の作り方など、日本の編み物本であまり馴染みのないテクニックについては、写真付きチュートリアルを作ってみました(→こちら)。よかったらご活用ください。

パターンは間違いがないようできるだけ気をつけていますが、分からないところ、記述ミスなどありましたら、お手数をおかけしていまい恐縮ですが、こちらまでご連絡いただけたら幸いです。

娘と同じぐらいのお子さんをお持ちのお母さんに(もちろんお父さん、おばさん、おじさん、おばあちゃん、おじいちゃんにも!)楽しんでいただけたらいいなー、と思ってまとめてみました。ご感想、着画も大募集。インスタに載せてくださってもうれしいです。

無料パターンのダウンロードは、download nowをクリックして出てきたページの「download file」ボタンをクリックするか、以下の方法でもできます。
どんなものか見てみるだけでもOKなので、お気軽にダウンロードください。

1.ラベリーの専用ページに飛び、画面右上の枠内にある「download」をクリック(以下の参考画像、パターンは違いますが、ダウンロード方法は同じです)。ravelry_free

2.ポップアップで出てくる画面の「download PDF」の文字(英語版と日本語版2種類ありますので、お好みの方を)をクリックすればダウンロードが始まります。
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カーディガン「アコ」

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サイズ
2/3(4/5, 6/7, 8/9)歳サイズ
胸囲57(60, 66, 69)cm
腕回り20(21,22,23)cm
それぞれ日本式サイズで95(110、120、130)cmあたりになります


ホルストガーンのCoast (350m /50g)を、それぞれ1470/105(1700/125, 2000/145, 2300/165)m/g 使用(二本取り)
サンプルは4/5歳サイズ(110cm)、色は灰色がSilver Greyと紺色がDark Navyです


8号(4.5mm)、7号(4.2mm)の輪針(コードの長さが60cm以上のもの) または棒針。ゲージがあわない場合は針の号数を変えてください

その他の材料
マーカー(目数リング)、取り外し可能なマーカー、ほつれ止め2つ(または別糸2本)、使用糸と色違いの長め(1m位)の別糸、とじ針、ボタン(5個・1.5~2mm)

NOTE
・糸はすべて2本取りです。
・袖山は引き返し編みで編み、その後袖を輪編みで編んでいきます。
・サンプルの袖は六分丈ですが、長さは好みで変更可能です。
・襟と前立ては身ごろから拾い目をして編みます。
・ポケットつき(オプション)
・W&T、トップダウン&セットインスリーブで編む袖山の作り方、編みながら作る作り目などの画像付きチュートリアルはこちらに掲載しています。

SHOPオープンしました

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本日、Shop部門をオープンしました。

今回は『暮しの手帖』創刊号(モダン!)、「いろは」創刊号(デットストックが見つかりました。たぶんこれが最後です)、戦前の図鑑&絵はがき、堀内誠一さんの貴重なガイド本『いりふねパリガイド』などなどを出しました。
これから少しずつ新しい商品をアップしていきたいと思っています。

以前、運営していた海月書林が通販をお休みしてからだいぶ時間がたちます。
その間にわたし自身も、本や古本をめぐる環境もずいぶん変わりました。
またインターネットの世界も(今回、Shop作成作業で身に沁みましたが)日々、たいへんな勢いで進化しています。

思えば、20代前半で海月を立ち上げたときは、まだ(それほど)価値のついていない古本に光を当てることがほんとうに楽しく、たくさんの方々に支えられながら、その楽しさだけで本を出し、「いろは」を立ち上げ、荻窪の店舗を持ったように思います。

あれから16年(ああ、もうそんなに!)。
いまのわたしになにができるのか、正直、手探り状態ではありますが、ここは初心にかえり、わたし自身がほんとうにわくわくできるもの、作り手のやむにやまれぬ想い(ここ重要!)がひしひしと感じられるものを選りすぐって並べていきたいと思います。
そしてたくさんの方々にその熱いパワーをお届けできたら、とてもうれしい。

どうぞよろしくお願いいたします。

※写真は、今日出した図鑑『日本蟹類図説』。商品紹介にも書きましたが、この美しい図画は、なんと蟹の研究で世界的に名高い著者自らがすべてを作成し、「原画の着色は妻茂子を煩はした」(序より)ものだそう。夫婦合作!

7/1(金)にSHOP開店します

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じめじめとした天気が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、少しずつ作業を進めていた「ひるのつき」オンラインショップですが(ようやく)開店のめどが立ってきました。

何もなければ7月1日(金)にオープンします。
(万が一、変更がある場合は、改めてお知らせいたします)
古本(含む『暮しの手帖』)、いろは、古いもの、雑貨、編み物パターンなどなどを取り扱う予定です。今回は『暮しの手帖』も『いろは』も創刊号を出せるかもしれません。

ほんとうにオープンできるのか、お店を再開してうまくいくのか、考え始めると不安ばかりですが、まずは手を動かし、走り出したいと思っています。

なにとぞよろしくお願いいたします。 

市川慎子

ちいさな指なし手袋

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本日、「ちいさな指なし手袋」(Small Tiny Fingerless Mittens)の無料パターン(編み方説明書)をRavelryにアップしました(英語版・日本語版)。

このパターン、以前、日本語版のみPDFにまとめたことがあります。が、パターン書のデザイン(レイアウトや色などもろもろ)が少しばかり気に入らず、Kitting Patternsのページに入れていませんでした。

今回、デザインの面ではほんとうにまだまだですが、ソフト(フォトショップとかイラストレーターとか)が前よりほんの少し使えるようになってきた(ような気がする)ので、英語版を作るのに合わせて日本語版もまとめなおしてみました。

サイズは3~5歳あたりの幼児用で、タイトル通りとてもちいさい手袋です。この年齢の子どもによくある「自分だけでやりたい」欲を楽に満たしてもらうため(うちの娘もやたらと主張していましたよ…)、左右の手袋を同じ形にしてみました。

表と裏で模様が違いますが、まあ、それはその日にはめたほうが「表」だということで(と割り切ったほうが、子育てではいろいろと楽しいです、よ、ね)。指がないぶん、手が少し大きくなっても使えるかと思います。

使用糸や針などの詳細情報はこちら(ラベリーのサイト)をご参照ください。少しハイゲージですがミニ・サイズなので、編み込みに慣れれば、少ない量の毛糸であっという間に編みあがるかと。

パターンには間違いがないように気をつけましたが、もし記述ミス、間違い(英文・日本語共に)などありましたら、コンタクトフォームからご連絡ください。

また無料パターンのダウンロードは、download nowをクリックして出てきたページの「download file」ボタンをクリックするか、以下の方法でできます(例に使ったパターンが違いますが、それ以外はクリックするボタンの文字など、ほぼ同じです)。どんなものか見てみるだけでもOKなので、気軽にダウンロードしてみてください。
楽しんでいただけたうれしいです~。

1.ラベリーの専用ページに飛び、画面右上の枠内にある「download」をクリック。ravelry_free

2.ポップアップで出てくる画面の「download PDF」の文字(英語版と日本語版2種類ありますので、お好みの方を)をクリックすればダウンロードが始まります。
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もうすぐ5年

tohoku

tohoku

来月の11日で東日本大震災から5年です。
そこで先日から拙書『東北おやつ紀行』の取材時に撮ったおやつの写真をインスタグラムに投稿し始めました。

撮影はすべてわたしが福島県郡山市に住んでいた2009~2011年まで。投稿する(した)写真は、東北の中でも特に岩手・宮城・福島の被災三県のものになる予定です。

愛知で生まれ、大阪で学生時代を過ごし、東京で仕事をしていたわたしにとって、東北のお菓子は色も形も味も材料も、なにもかもがとても新鮮でした。ちいさくておいしいお菓子のなかに、その土地の歴史や風土、そこで暮らしている方々の思いが込められているようで、毎回、驚いたり関心したりしながらたくさんのお菓子を食べてまわりました。

取材時お腹にいて、震災時、8か月だった娘も5歳になりました。娘の同級生のなかには震災当日生まれた子もいます(出産以来つとに涙もろくなったわたしは、それを聞くだけで、もういろいろと泣けてくる)。

おやつの写真は来月11日まで少しずつ投稿していく予定です(ハッシュタグは「#東北おやつ紀行」)。よかったらご覧ください。

(写真下は2011年の会津若松市、十日市で撮った「ダンゴせんべい」の写真。旧正月の「だんご刺し」で飾る「ダンゴせんべい」は「ふなせんべい」ともいい、最中の皮で作った食べられるけれど食べない「せんべい」。色とりどりでいろいろな形があるとてもかわいらしい縁起物です)

新サイト

Morning of the sea

無事、引っ越できました。
新しい家はまだ使い勝手が分からず、手直ししたいところもいろいろと目につきますが、遊びに来てくださるみなさまに楽しんでいただけるよう、これから少しずつ充実させていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今日の晩ごはん(予定)
鶏のガーリック焼き、生タコ刺身、ハーブ豆サラダ、湯葉、イチゴ。

2016年 明けました

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遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
皆さまにとっての2016年が、幸多き年になりますように(祈)。

年末年始は、子どもの風邪&発熱から始まり、互いの実家をめぐる長旅に出発、年明け帰宅後すぐ仕事でまだ初詣には行けておりません。

でもせっかく年が明けたのでなにか新しいことを! と小学生のように思いついてしまい、インスタグラムを初めてしまいました。スマホも持ってないのに…。
まだワケが分からなくて、へんなところを押したり、間違えて投稿したり、すすめられるままフォローボタンを押したり、「あっ、こいつ、ぜんぜん分かってねーな」と誰もがわかる挙動不審な投稿ですが、良かったら見てください(こういう時は、フォローしてください、というのか?…してください!…)

今年はできるだけ外に出ていく年にしたいと思っています。
あとお店も再開したい(ただいま事務所を探し中)。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

シークレットサンタ

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Winter Park

flower

ginkgo

シークレットサンタというものご存知でしょうか?
メンバーの名前が書かれたくじを引き、引いた人がそこに書かれた人の専属サンタになってクリスマスにプレゼントを渡すというレクリエーションで、主にアメリカの職場などで行われているのだそう(詳しい説明はここ)。

わたしは、ずいぶん前に読んだ小説『おせっかいなゴッドマザー (株)魔法製作所』(シャンナ・スウェンドソン、創元推理文庫)でこの遊び?を知りました。
今のところ全七巻出ているこの「(株)魔法製作所シリーズ」は、スーパー魔法使い(で、超リッチで超イケメンで超オクテ)な男子と平凡な女子が、まさかの恋に落ちて大冒険! という、日本の少女漫画をそのまま小説にしたようなうれし恥ずかしロマンチック大爆発な作品で、初めて読んだとき「へー、外国にもこういう志向をお持ちの方々(著者&読者)がいるのねえ」としみじみ感心したものです。

恋ありおしゃれあり冒険ありの内容も漫画のように面白く、妊娠中にこのシリーズを一気読みしたわたしは寝食を忘れて読みふけり、あっさり体調を崩しました(一巻から当時出ていた五巻まで)。
子育てに突入して以降のわたしが、できるだけ本と距離をとるようにしていたのは(最近はすこし時間が取れるようになってきましたが)、読み始めると何もかもうっちゃってしまうというこの性質が、なにか重大なことを引き起こしてしまいそうでたいへん危険だったからです(で、より中断しやすいニットにはしった)。

来年一月、新しいサイトをオープンしようと思っています。
SHOPページはしばらく準備中となりそうですが、ブログやニット・パターンはそれにあわせて新サイトに引っ越しする予定です。といっても、まだまだ作業が終わらず、おまけにもうすぐ娘の冬休み!
ほんとに大丈夫なのか……走りながら考えたいと思います。

『おせっかいなゴッドマザー』(シャンナ・スウェンドソン・創元推理文庫)→AMAZONリンク

※ 写真はすこし前の週末、家族で行った公園で撮ったもの。冬は光が清潔でいいですねえ。

ピコットミトン Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

二つめの自作編み物パターンをravelryにアップしました。
今度は指なし手袋にもなるミトン「ピコットミトン Mittens with Picot Edge」。
これも去年作ったものです。

ポイントは棒針で作るピコットと、縫い目が目立ちにくい手袋の表部分。
ピコットは、よくあるかぎ針で作るものではなく、「ピコットの作り目」という棒針で編んでいく方法で作っています。
ぴょこっ、ぴょこっと一つずつできていくピコットがかわいい。

目立ちにくい縫い目は、最初にミトン本体を編んでしまってから指なし手袋部分を編んでいくという方法でやってみました。
ミトン兼指なし手袋って、とても便利でかつ愛らしい優れものですが、個人的には表側に出る縫い目(合体部分)がすこしばかり気になっていたので、ちょっと面倒ですが工夫してみました。

サイズは幼児、子どもS、子どもM(大人S)、大人M、大人Lの5サイズ。
ひとつのパターンで上記の5つのサイズが編めるようになっており(詳しいサイズはページに)豊富なサイズ展開を可能にするために、編み方の説明はチャート(編み図)と文章の両方を使って書いてあります。
また日本語版には、日本であまりなじみのない技法(「ピコットの作り目」など)の
写真チュートリアル(解説)もつけました。(技法はネットで検索すると動画がたくさん出てくるので、分からない場合は、そちらもご参考ください)

糸は最初、スコットランドのJamieson’s (ジェイミソンズ)、「Shetland Spindrift(シェットランド スピンドリフト)」を使っていたのですが、色および風合いはもうじつにすばらしいこの糸……すこしばかりチクチクするのです。
試着してもらった人々(編み物にぜんぜん興味ない&しない、つまり妹たち)が「ムリ」だと言うので、肌触りのいい日本の糸に変えてみました。

じつはチクチクに関しては、わたしも(どちらかというと)気になる方で、娘はさらに嫌がります。
外国の方はもしかして大丈夫なの? と思ったら、やはり気になる人はいるようで、この糸について話し合うravelryの糸スレッドでも「quite scratchy」(とってもチクチクする)とか、「incredibly scratchy!」(信じられないほどチクチクする!)とか、これは水通ししたらマシになるのか? 等々、「scratchy」という単語が飛び交っていました。
でもなかにはぜんぜん大丈夫な人もいるのでしょうねえ。うらやましい…。

ちなみに、この「Shetland Spindrift(シェットランド スピンドリフト)」は、もともとフェアアイル(スコットランドのフェア島を発祥とする伝統的な編み込み模様のニット)用に使われている糸で、フェアアイル・セーターは、ご存知の通り、輪に編んでから編地をハサミで切る技法を使います。つまりこのチクチクはハサミで切ってもほどけない、繊維がたくさん出た絡みやすい糸になくてはならないもので、ある意味、必要なチクチクなのでしょう。
でもこの糸、編み込み用に作られている糸だけあって、たっぷりの色数とすばらしい色味はほんとうに魅力的。直接肌にあたらない品で、ぜひともリベンジしたいです。

と、話がかなりそれましたが、今朝は寒かったので、娘(5歳)はこの手袋(ピンク・幼児用サイズ)で登園していきました。ただいまピンク病(主に未就学~小学校低学年女児が罹患する、ピンクなら何でも好きになってしまう病。高じるとヘアゴムまで全身ピンクになる)に絶賛罹患中の娘は、手のひらをひらひらさせながら、そして時折ミトン部分を効果音つきで「パカッ」と外しながらうかれておりました。よかったよかった。

そんなこんなのパターン。楽しんでいただけたら、とてもうれしいです。
(→ravelryのパターン・ページへのリンク

白アラン帽子 White Cable Hat

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編み物パターン、まずはひとつ、Ravelryにアップしてみました。
去年作った白アラン帽子(「White Cable Hat」)です。

ボリュームのあるアラン模様がかわいらしく見えるよう、
また帽子のシルエットが野暮ったくならないよう、気をつけてデザインしてみました。
リブの長さは約11cmですが、お好みで変えてもいいのではないかと。
それほど難しい模様ではありませんし、太いバルキー糸でざくざくと編んでいく作品なので、
(写真のサンプルは、手に入りやすい日本の糸で編んであります)
楽しみながら早く作れるのではないかと思います。

Ravelryには、英語版と日本語版、両方のパターンを載せてあります。
(こちら→ Ravelryサイト

Ravelryのアカウントがなくても、パターンサイトは閲覧&購入できるそうなので、
よかったら飛んでみてください。
(が、英語だらけなので詳しい購入方法は、また追ってここで解説できたらと思います……)

じつはいま、Ravelry以外にも、編み物パターンや本などを扱う新しいサイトを少しずつですが準備しています。そちらはすべて日本語(もちろん!)になる予定ですので、もうしばしお待ちください。

Knitting

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ここ数日で暑さがぶり返してきましたが、
先週は、冬のはじまりかと思うような日々でした。

冬好きのわたしにとってはうれしい季節の前倒しで、
編み物をする指先もウハウハと喜んでいるようでしたよ。
さて、その編み物。
育児のため、こま切れ、もといミンチ状態になった時間の隙間を埋めるため
なんの気なしに再開した作業でしたが、
これが思いのほか(というか案の定)ハマりまくり、
ハマるとどこまでもいってしまうわたしの(オタク)習性から、
最近は自分でデザインしたものを編む、という行為にも挑戦するようになりました。

おまけにこの夏からは、なぜか突然、ここ数年でデザインしたものを
まとめてみようかと思い立ち(習性その2・ハマるとついまとめたくなる)、
現在、地道にパターン(編み物設計図)を制作中。

今のところ編み物人口が多い(ような気がする)英語版を主に作っていますが、
日本語版もあわせて作り、小さな編み図屋さんでもやれたらいいねえ(妄想)。

と、その前に、塩漬け状態になっている海月書林をどうにかしなければ。
リニューアルも含め、少しずつやっていきたい……(と、書いてやる気を出す方式)。

メモ…英語版は、編み物好きはご存じ、
Raverly」(世界中のニッタ―が集う編み物SNS)にアップする予定です。
他のSNSは一切やっておらぬわたしも、これだけはアカウントを取ってみた。

ワークショップのおしらせ

まだ少し先ですが、東京渋谷にある予約制のサロン「美肌室ソラ」にて
ワークショップを行うことになりました。

お題は「おんな作家の献立」ということで、
わたしは、
●明治生まれの4人の女性作家(宇野千代、森茉莉、林芙美子、中里恒子)
が記した献立と彼女たちの人生&年譜を記したプリント(↑の画像はその一部を使ってみました)
●作家の献立カード
を用意する予定です。
続きを読む

自家製酵母のパンと焼菓子 horta

『いろは』を始め、拙書のデザインをして下さった「きりん果」の麻衣子さんが、広島で「自家製酵母のパンと焼菓子」のお店「horta」(オルタ)をオープンしました。
じつは麻衣子さん、『いろは』時代から本格的なパンを作っていたので、今回のお店は、おそらくここ10年来の想いが形になったのではないかと。

気が利いていて、芯がある。
これまで何度か麻衣子さんのパンを頂く機会があったのですが、
麻衣子さんのデザインとおんなじ「味」がしました。

今後、通販も行う予定だそうですよ。

(写真は「グラノーラ(パイン)」。娘も気にいったようで、そのままぽりぽりと食べています。)

自家製酵母のパンと焼菓子 horta
733-0815
広島市西区己斐上3-7-27
090-8607-8111
horta@softbank.ne.jp
//hortabread.tumblr.com/
OPEN: 木・金・土 12時-17時(変更あり)

8日(Fri)+ おしらせ

おいしく食べるには、冷蔵庫に入れてはいけません。常温で保存し、皮が手でむけるくらいまで熟してから、食べる1~2時間前に冷水につけるのがおすすめです。桃に同封された説明書に、こう書いてありました。

毎年いただくこの桃は、どれもとてもおいしく(桃というのは、あたりはずれがじつに激しい果物だ!)、銀色で「白桃」とプリントされた透かし紙と、その内側にもう一枚重ねられたうす桃色の包み紙も、捨てるのが惜しくなるほど美麗で、実際、使うあてもないくせに、シワをのばして丁寧に仕舞いこむなぞしてしまうのは、我ながらほんとうに昭和のお年寄りのようだ。
先日発売された『CREA』2014年9月号の特集「おいしい読書」に以下の文を寄せました。
・「伝説のおんな作家6人の『食』と『人生』」
・「昭和の名作家を味わう」中里恒子
こんな濃ゆいものを女性誌に……? と内心恐れおののきながら、でもその分、とても楽しく書かせていただきました。じつに気合の入った読みどころ&見どころ満載、おなかいっぱい大満足の食本特集です。

また9月、関西で久しぶりに古本市に参加します。
とはいっても、それほどたくさん冊数は用意できなそうですが、その分、厳選した本を、と思っています。
情報は下記に。

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「うたたねと読書」
912日(金)-923日(祝・火)
会場:シチニア食堂 (宝塚市清荒神3-6-27)
出店:一色文庫(大阪・四天王寺)、古書くらしか、マヤルカ古書店(京都・二条城)、海月書林。
あわせてここ数年あちこちでつくられている地域誌を15誌程度展示と
バックナンバーを含めた配布も行います。
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