『指輪の猫』 文・熊井明子 絵・宇野亜喜良
文・熊井明子 絵・宇野亜喜良
1979年初版 サンリオ
経年による日焼けシミ少有
177 × 157 × 12mm /77p
ハードカバー
現在絶版
ある骨董屋の店先で「紫水晶の指輪にひそむ魔女の猫」に出会った孤独な少女。指輪が少女のものになったとたん、不思議なことが起こり始めて…。
「クラス日誌」「親友」「みなしごの女の子」「銀座の月光荘の絵具」「フードのついた白い毛皮のマント」等々、うっとりをこれでもかと詰め込んだ熊井さんの物語と、オールカラーで収められた宇野さんの絵がすばらしい。
熊井明子×宇野亜喜良という黄金コンビが、猫を裏テーマに送る、なんともロマンティックな物語です。