こんな日こんなとき
花森安治装幀
sold out

著:川奈美智子
装幀・花森安治
昭和33年重刷/現代社
函本体日焼け・経年シミ有
240p/タテ20・ヨコ14cm
ソフトカバー/現在絶版

うすオレンジ色の可憐な函に収められた随筆集。
内容は名家の奥さまで歌人でもある筆者がつづった日々のあれこれ。素顔を喜ばない夫のために毎日する「寝化粧」のこと、気に入った髪型が結えた日は「すっかり朗らかになってしまう」こと。上品で素直で朗らかな筆者の姿が、自然と浮かぶような気持ちのいい文章が並びます。
函や本体表紙にそえられた、「暮しの手帖」の花森安治の手によるイラストもとてもすてき。
著者が銀婚式の記念に出した一冊(あとがきより)だからか、夫婦函と呼ばれる、函とフタがつながった特別な(それゆえ手間とコストがかかって、現代ではたぶん簡単には作れない)形式の函に収められています。

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