『現代の織り 誰にでもできる“織りもの”』小名木陽一・編
小名木陽、大角徳江、藤野靖子
冨田潤、仁尾敬二、能口育子、松本喜代一
平成8年発行/至文堂
ビニールカバー欠・端少折り曲がり有
201p(うち24pカラー) / タテ 255x ヨコ210 ×厚さ15mm
ソフトカバー
「極く少量生産されたもの、世界に一点しかないもの、つまり自分自身で織ったり染めたりしたものを身につけることは、最高の贅沢といえるでしょう」
「機のいろいろ」「整経について」「綴を織る」「絣を織る」「布を織る」「着物を織る」「立体織」「糸を染める」「糸をつくる」など、材料となる糸を紡いで染め、それをさまざまな技法で織るところまでを丁寧に解説した一冊。
織りの種類、織り方、必要な道具などが、写真や図などで細かくしっかりと収められているのでとても分かりやすい。
ベルト織りなどで使う「手足機」の作り方や、原始的な「腰機」の作り方、またタピストリーや「原毛の洗毛」といった繊維についてまで、織りについての幅広い知識をおさえた良書です。