『純潔について』 中里恒子 池田書店 初版

¥ 4,000

昭和25年初版/池田書店
カバー少痛み&端破れ・経年による日焼けシミ有
1p乱丁による折り目有
285p/180 × 130 × 15mm/ソフトカバー
旧字旧仮名
現在絶版

女性初の芥川賞作家で、名作『時雨の記』の作者でもある中里恒子の初期随筆集。
「買物癖」「手紙」「胡蝶」「旅」「すみれ」「交際」「私の文学閲歴」「美の感覚」「美しい生活」「生活の工夫」「海辺の日記」「八月の茶碗」など。また巻末には、仲が良かった堀辰雄について記した「柘榴を持つ聖母の手」も。
当時の恒子は、結婚生活が破たんする前、まだお子さんが小さかった時代。強い芯を感じさせるたおやかな文章が並びます。
レース模様が使われた清涼感のある装幀もとてもすてき(装幀は画家・岡鹿之助)。

在庫切れ

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