東京市交通図

昭和初期(1932~43年の間)
経年によるシミ・汚れ少あり。折り目少ヤブレ有。表紙少折り目跡有。
表紙裏表紙+両面カラー地図一枚
地図部分24.3・27cm、折りたたんだ冊子のサイズ13・7.2cm
ソフトカバー/現在絶版

「東京都」がまだ「東京府」だったころ、今の23区は「東京市」(1889~1943年)でありました。
この地図は、その時代に走っていた郊外電車、市電、鉄道、私鉄を網羅した「交通図」。第一銀行が顧客に配ったものらしく、交通図の上に第一銀行の各支店も★印でマークされています(冊子裏表紙に「第一銀行麻布十番支店」の印刷と各支店の住所記載あり)。
地図は表裏で「市電運転系統図」「東京市交通図」の両面カラー。
地図上に1932年に編入された郊外20区(王子区・城東区・大森区など)があることから、昭和7~22年までに作成されたものと思われます。