味の上等・料理篇
ミセス全集5

¥ 4,500 (税込)

昭和43年初版/文化出版局
経年によるシミ・ヨレ有
背表紙日焼け
252p/タテ27・ヨコ22・厚さ2.5cm/ハードカバー

ゴージャスでありながら、俗に流れない。1960年代の雑誌「ミセス」のエッセンスが楽しめる、「ミセスの全集5 味の上等・料理篇」。
「あの奥さんは料理上手ね ― といわれるのは、その人が、まず材料の目ききの勉強から始めたからでしょう」(序文)
「ぎんなんご飯」「海老のふくめ煮」「茶めし」「オニオン・グラタン」「ワッフル」…一月から十二月まで、その時期にふさわしい料理とその作り方が、知っておきたい食材の背景・歴史・調理のコツと共に紹介されてます。
レシピだけではなく、「おいしい料理」を支える「知識」が豊富に盛り込まれているのがさすが。
調理は福知千代・茂出木心護、イラストは池田満寿夫、協力者に朝吹登水子、佐藤雅子、秦秀雄、国分綾子など。
獅子文録「母の味ということ」、杉本苑子「露と答えて・白玉雑考」、河上徹太郎「ただ煮るだけ」、風間完「気合のかかった味」、津村節子「駄菓子」、入江相政「あゆの厚化粧」、辰巳浜子「調味料・愛の素」等の味エッセイも有。
アートディレクター・江島任の手による迫力あるレイアウト(奥付のタイポまですばらしい)も見どころです。

在庫切れ

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