風にいろをつけたひとだれ

¥ 2,000 (税込)

著:岸田衿子
装幀:安野光雅
昭和54年重版/青土社
少経年シミ・ページ角折り目一か所有
カバー袖折り目一か所有
267p/タテ20・ヨコ15cm
ソフトカバー/現在絶版

絵本『かばくん』などでも知られる童話作家・翻訳家の岸田衿子(姉は女優・今日子)のエッセイ集。
「この辺の人は、音もなく降って、次の日たくさん積る雪のことを、『もくもく降る』という」(「雪の上の足跡」)
静かで穏やかな、しかし時にハッとさせられる豊かな文章が並びます。
「やどり木」「三角帽子と七枚重ねのペチコート」「春に逢うまで」「ポルトガルのヒース」などなど。
安野光雅の装丁もすてきです。

在庫切れ

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