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2016年 明けました

nenga

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
皆さまにとっての2016年が、幸多き年になりますように(祈)。

年末年始は、子どもの風邪&発熱から始まり、互いの実家をめぐる長旅に出発、年明け帰宅後すぐ仕事でまだ初詣には行けておりません。

でもせっかく年が明けたのでなにか新しいことを! と小学生のように思いついてしまい、インスタグラムを初めてしまいました。スマホも持ってないのに…。
まだワケが分からなくて、へんなところを押したり、間違えて投稿したり、すすめられるままフォローボタンを押したり、「あっ、こいつ、ぜんぜん分かってねーな」と誰もがわかる挙動不審な投稿ですが、良かったら見てください(こういう時は、フォローしてください、というのか?…してください!…)

今年はできるだけ外に出ていく年にしたいと思っています。
あとお店も再開したい(ただいま事務所を探し中)。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年を……

year-end

今年も残すところあと7日となりました。
来年は(前にも書きましたが)新サイトを立ち上げたいと思っています。
 ただいま鋭意製作ちゅう。
詳細はまた年明けに。

 どうぞどうぞよいお年を。

 (写真・家の近くの海から。この日は富士山もよく見えました)

シークレットサンタ

ginkgo tree

Winter Park

flower

ginkgo

シークレットサンタというものご存知でしょうか?
メンバーの名前が書かれたくじを引き、引いた人がそこに書かれた人の専属サンタになってクリスマスにプレゼントを渡すというレクリエーションで、主にアメリカの職場などで行われているのだそう(詳しい説明はここ)。

わたしは、ずいぶん前に読んだ小説『おせっかいなゴッドマザー (株)魔法製作所』(シャンナ・スウェンドソン、創元推理文庫)でこの遊び?を知りました。
今のところ全七巻出ているこの「(株)魔法製作所シリーズ」は、スーパー魔法使い(で、超リッチで超イケメンで超オクテ)な男子と平凡な女子が、まさかの恋に落ちて大冒険! という、日本の少女漫画をそのまま小説にしたようなうれし恥ずかしロマンチック大爆発な作品で、初めて読んだとき「へー、外国にもこういう志向をお持ちの方々(著者&読者)がいるのねえ」としみじみ感心したものです。

恋ありおしゃれあり冒険ありの内容も漫画のように面白く、妊娠中にこのシリーズを一気読みしたわたしは寝食を忘れて読みふけり、あっさり体調を崩しました(一巻から当時出ていた五巻まで)。
子育てに突入して以降のわたしが、できるだけ本と距離をとるようにしていたのは(最近はすこし時間が取れるようになってきましたが)、読み始めると何もかもうっちゃってしまうというこの性質が、なにか重大なことを引き起こしてしまいそうでたいへん危険だったからです(で、より中断しやすいニットにはしった)。

来年一月、新しいサイトをオープンしようと思っています。
SHOPページはしばらく準備中となりそうですが、ブログやニット・パターンはそれにあわせて新サイトに引っ越しする予定です。といっても、まだまだ作業が終わらず、おまけにもうすぐ娘の冬休み!
ほんとに大丈夫なのか……走りながら考えたいと思います。

『おせっかいなゴッドマザー』(シャンナ・スウェンドソン・創元推理文庫)→AMAZONリンク

※ 写真はすこし前の週末、家族で行った公園で撮ったもの。冬は光が清潔でいいですねえ。

Wreaths

Wreaths

Wreaths

Wreaths
先週末、クリスマス・リースを作りました。
今年は去年の反省(?)から、一年かけて材料を少しずつ収集。大皿にのせて乾かしておいたもののなかから使いました(写真いちばん上)。

使った材料は(たしか去年も書きましたが)、
ツタ(夏の台風のとき、外壁からはがれてきたものを、葉を落として円形に丸めておいた)
松ぼっくり(大中小、種類いろいろ。去年買ったものも含む)
木の実&葉(公園および道端および森などで拾ったもの)
モミの葉っぱ(花屋で購入したモミの枝を花瓶に飾るときに出た、枝の下のほうのいらない葉っぱ)
実のついた雑草(「ハゼラン」という名の雑草で、ちいさな線香花火のような赤い実がかわいい。秋ごろ摘んだのを乾かしておいた)

丸めたツタの間に、葉っぱや松ぼっくりやその他あれこれをざくざくと差していくと、なんとなくできてくるのが楽しい(松ぼっくりなど差すだけでは心もとない場合は、ワイヤー、グルーガン、ボンド等を使用)。
わたしはなかなか思ったようにできませんでしたが、葉っぱの向きをそろえること、材料をツタの表面だけではなく横にも盛る(?)こと、最初に半分ほどの葉を差し、その後、実や松ぼっくりや残りの葉などをバランスをみながらをつけていくことなどが、きれいに見せるポイントのようです。

リースがまだうまく作れない娘は、作業するわたしの横で花束(実束?)を作っていました(写真↓。現在ピンク病に罹患中ゆえ、リボンはもちろんピンクを指定)。作りながら聞いた話によると、彼女はサンタクロースに「おりき」をお願いしたそうで、もし無事にもらうことができたら、
「おかあさんのね、毛糸。すっごくあるでしょ。もう買っちゃダメなくらい。だからちょうだい。一緒に遊ぼうね(ハート)」
とのこと……。ちなみにお願いした「おりき」は「Nic/ニック社 おりき イネス」のもので、わたしも小さいころ(これとは違いますが)、サンタさんに「おりき」をお願いしたことがあったなあ、と思い出しました。

Wreaths

Christmas decorations

Christmas decorations

Christmas decorations

Christmas decorations

12月に入り、ここのところ娘とふたりで、せっせとクリスマス飾りを作っています。
我々が今年ハマったイチオシは、折り紙で作る立体的な星(写真上から二番目)。
「5 Pointed Origami Star」というタイトルで、このサイトに詳しい作り方が載っています。
真四角の紙から五角形の紙を作り、その五角形を折っていくと、きれいな星ができあがるもので、サイトは英文ですが、画像・動画を見れば、すぐに作ることができます。
調べて驚いたことに、じつはこれを考案したのは、日本人。
藤本修三さんという1922年生まれの方で、海外にもファンが多く、本も何冊か出ているようです(おりがみ あじさい折り―藤本修三ワールド おりがみ ねじり折り―藤本修三ワールドなど)。

なかでも「フジモト・キューブ」といわれる立方体が有名なのだそう。

このキューブ、作り方を調べて主人(理系・細かい作業&立体好き)に見せたところ、これ、すごいねえ、と今度は彼がハマりました(作り方などはココ・このサイトには「神戸芸術工科大学・名誉教授」とありますが、生年が異なるので同姓同名の方との間違いかと。本当の写真等はこちら。お元気なら取材したいくらいの方ですよ……)。

というわけで、ここのところの我が家では、小さなサイコロのようなものが増殖中(写真↓。地味な色ばかりなのは、娘が「かわいくない」とハネた折り紙を使っているから)。
これもクリスマス飾り……に……なるかしら…。

よい週末を。

Christmas decorations

ふじさん

Mt FUJI<
Fall of Japan
Shrine of Japan
2015_11_27c

この連休は富士山のふもと、富士吉田市に行ってきました。
江戸時代から続く一大巡礼レジャー、富士登山の拠点のひとつであった街です。

かの地に住んでいた宗教集団&観光ガイド、御師(おし)のこと、
関東近辺から毎年、夏になると団体ツアー客のように大量に押し寄せてきた富士講、
美しすぎて書き割りのように見える大きなおおきな富士山。
江戸時代の道中記を読んで分かったような気になっていたあれこれが、
実際に行ってみて、くっきりはっきり形になったような気がしました。

ちなみに訪問した場所のひとつ「ふじさんミュージアム」
(コンパクトだったけれど、おもしろかった。資料をたくさん買ってしまった)
の個人的一押しお土産は、鉛筆(2色・たしか80円。自由に選んで何本でも買える)。
パキッとした色がかわいらしく、娘は、お友達のお土産にもしていましたよ。
(と、思って写真を撮ろうとしたら、もう削ってしまっていた…。おまけに削る向きが上下反対…)

今日の晩御飯
大根と豚肉のスープ、にんじんハーブサラダ、じゃがいものバター煮、ごはん、お餅(たぶんきな粉)、梨。

現在の編みかけ
カーディガン、マフラー(←これはできたらフリーパターンにしたい)。

20 November 2015 ストーブ

15_11_20
15_11_20

新しいサイト、少しずつですが時間をみつけて組み立てちゅうです。
しかしパソコン仕事は肩がこる…。寒くなると特に…。痛いくらい…。年、ですねえ。
今朝出したストーブの上で、やかんがしゅぽしゅぽいっています。

本日の晩ご飯(予定)
鶏手羽のにんにく醤油焼、大根と里芋のスープ、にんじんのレモンサラダ、湯豆腐(春菊とシイタケも一緒に煮る)、生シラス丼(今年は大漁らしい。生卵と混ぜてごはんに乗せ、刻みネギ・すりおろした生姜・海苔と一緒に)、梨。

ピコットミトン Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

Mittens with Picot Edge

二つめの自作編み物パターンをravelryにアップしました。
今度は指なし手袋にもなるミトン「ピコットミトン Mittens with Picot Edge」。
これも去年作ったものです。

ポイントは棒針で作るピコットと、縫い目が目立ちにくい手袋の表部分。
ピコットは、よくあるかぎ針で作るものではなく、「ピコットの作り目」という棒針で編んでいく方法で作っています。
ぴょこっ、ぴょこっと一つずつできていくピコットがかわいい。

目立ちにくい縫い目は、最初にミトン本体を編んでしまってから指なし手袋部分を編んでいくという方法でやってみました。
ミトン兼指なし手袋って、とても便利でかつ愛らしい優れものですが、個人的には表側に出る縫い目(合体部分)がすこしばかり気になっていたので、ちょっと面倒ですが工夫してみました。

サイズは幼児、子どもS、子どもM(大人S)、大人M、大人Lの5サイズ。
ひとつのパターンで上記の5つのサイズが編めるようになっており(詳しいサイズはページに)豊富なサイズ展開を可能にするために、編み方の説明はチャート(編み図)と文章の両方を使って書いてあります。
また日本語版には、日本であまりなじみのない技法(「ピコットの作り目」など)の
写真チュートリアル(解説)もつけました。(技法はネットで検索すると動画がたくさん出てくるので、分からない場合は、そちらもご参考ください)

糸は最初、スコットランドのJamieson’s (ジェイミソンズ)、「Shetland Spindrift(シェットランド スピンドリフト)」を使っていたのですが、色および風合いはもうじつにすばらしいこの糸……すこしばかりチクチクするのです。
試着してもらった人々(編み物にぜんぜん興味ない&しない、つまり妹たち)が「ムリ」だと言うので、肌触りのいい日本の糸に変えてみました。

じつはチクチクに関しては、わたしも(どちらかというと)気になる方で、娘はさらに嫌がります。
外国の方はもしかして大丈夫なの? と思ったら、やはり気になる人はいるようで、この糸について話し合うravelryの糸スレッドでも「quite scratchy」(とってもチクチクする)とか、「incredibly scratchy!」(信じられないほどチクチクする!)とか、これは水通ししたらマシになるのか? 等々、「scratchy」という単語が飛び交っていました。
でもなかにはぜんぜん大丈夫な人もいるのでしょうねえ。うらやましい…。

ちなみに、この「Shetland Spindrift(シェットランド スピンドリフト)」は、もともとフェアアイル(スコットランドのフェア島を発祥とする伝統的な編み込み模様のニット)用に使われている糸で、フェアアイル・セーターは、ご存知の通り、輪に編んでから編地をハサミで切る技法を使います。つまりこのチクチクはハサミで切ってもほどけない、繊維がたくさん出た絡みやすい糸になくてはならないもので、ある意味、必要なチクチクなのでしょう。
でもこの糸、編み込み用に作られている糸だけあって、たっぷりの色数とすばらしい色味はほんとうに魅力的。直接肌にあたらない品で、ぜひともリベンジしたいです。

と、話がかなりそれましたが、今朝は寒かったので、娘(5歳)はこの手袋(ピンク・幼児用サイズ)で登園していきました。ただいまピンク病(主に未就学~小学校低学年女児が罹患する、ピンクなら何でも好きになってしまう病。高じるとヘアゴムまで全身ピンクになる)に絶賛罹患中の娘は、手のひらをひらひらさせながら、そして時折ミトン部分を効果音つきで「パカッ」と外しながらうかれておりました。よかったよかった。

そんなこんなのパターン。楽しんでいただけたら、とてもうれしいです。
(→ravelryのパターン・ページへのリンク

6 November 2015 海と空

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さむくさむーくなってきました。
先日、久しぶりに家族で行った海も(夕方だったせいもありますが)、
顔が凍りそうなくらい激しい海風が、びゅーびゅー吹きまくっておりました。

でも、夕日に染まって少しずつ色を変えていく海と空のあわいが見惚れてしまうくらいきれいで、
これからの季節は、夕焼けとお月さまも楽しみだなあ、と思ったことです。

画像上・その時のもの。薄くて、上品で、静かに華やかな、こんな色のショールが欲しい。
画像下・「White Cable Hat」の英語版パターン(英語版は全3p。PDFファイル)。自称・花森編集長方式で、デザインから写真まですべて自分でやりましたが、着用モデルは違います。あれは、わたしの妹(下)ですよ。

今日の晩御飯(予定)
鶏の味噌鍋(鶏モモ肉、人参、大根、豆腐、春菊、ニラ、こんにゃく)、香草とキュウリとトマトのゴマ油サラダ、ごはん、うどん(鍋の〆)、梨。

ravelry:パターン購入方法

さて、英語だらけのラベリーにおけるパターン購入方法、
遅くなりましたが、以下に解説してみました。
(支払い方法は、クレジットカードのみになります)
参考にしていただけたらうれしいです。

1.パターンサイト(→//www.ravelry.com/patterns/library/white-cable-hat)の右上にある「buy it now」、またはこちらのリンク(→buy now)をクリックします。
(ちなみに同じところに「¥250.00 JPY」と値段の表示がありますが、これは250円の意味です)
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2.でてきたポップアップの「buy now」をクリック。
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3.paypalアカウントを持っている場合はパスワードを入力し、
持っていない場合は下の「Don't have a paypal accunt」(赤丸)をクリック。
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4.プルダウンメニューの国を「Japan」に変え(変えると日本語になります)、クレジット情報を入力。同意し、支払い終わったら、ページが変わるので「Downlad Your Patterns Now」をクリック。
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5.Ravelryサイトに戻るので、日本語ファイルをクリック。
(Ravelryアカウントを持っている場合は、クリックしなくてもご自分のlibrary内に自動的に格納されます)
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6.Ravelryのアカウントを持っていない場合は、downloads@ravelry.comからくるメールにあるダウンロード先をクリックすればダウンロードが完了します。

白アラン帽子 White Cable Hat

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編み物パターン、まずはひとつ、Ravelryにアップしてみました。
去年作った白アラン帽子(「White Cable Hat」)です。

ボリュームのあるアラン模様がかわいらしく見えるよう、
また帽子のシルエットが野暮ったくならないよう、気をつけてデザインしてみました。
リブの長さは約11cmですが、お好みで変えてもいいのではないかと。
それほど難しい模様ではありませんし、太いバルキー糸でざくざくと編んでいく作品なので、
(写真のサンプルは、手に入りやすい日本の糸で編んであります)
楽しみながら早く作れるのではないかと思います。

Ravelryには、英語版と日本語版、両方のパターンを載せてあります。
(こちら→ Ravelryサイト

Ravelryのアカウントがなくても、パターンサイトは閲覧&購入できるそうなので、
よかったら飛んでみてください。
(が、英語だらけなので詳しい購入方法は、また追ってここで解説できたらと思います……)

じつはいま、Ravelry以外にも、編み物パターンや本などを扱う新しいサイトを少しずつですが準備しています。そちらはすべて日本語(もちろん!)になる予定ですので、もうしばしお待ちください。

16 October 2015 リス

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運動会やら遠足やら、秋の行事が目白押しの昨今です。
あれもこれもと欲張っているせいか、ここのところのわたしは、
ほっぺたにどんぐりを詰めこみすぎたリスのようだ。
(あのぽっぺには「おおいときで、6こぐらいはいる」と娘が去年、園から持ち帰った絵本、サンチャイルド・ビックサイエンス11月号『どうぶつたちのあきのごちそう』で知りました)

今日の晩ごはん
イワシのつみれ汁、塩焼サバ、小松菜の海苔和え、納豆、湯葉、ごはん、ぶどう。